社会保険労務士の仕事と将来性

社会保険労務士の仕事と将来性

社会保険労務士の仕事とは?

ここまで、社会保険労務士試験の難易度の高さや、受験勉強のたいへんさばかりをクローズアップしてきましたので、受験に対して少し腰が引けてしまった方もおられるかもしれません。社会保険労務士試験がそんなに甘い試験ではないのは事実ですが、しかし、生みの苦しみを補ってあまりある魅力的な資格であることもまた事実です。


魅力

社会保険労務士資格の魅力の第一は、そのやりがいの大きさにあります。

企業が労働者を採用する際、そして定年などにより労働者が退職する際の手続きのお手伝いをすることが社会保険労務士の代表的な仕事のひとつですが、それだけでなく、コンサルタントとして人事、労務管理、福利厚生などに関する助言・指導も行います。

その意味では、トラブルの発生を未然に防いだり、働きやすい環境をつくったりもする社会保険労務士は、さながら企業と、そこで働く労働者にとっての“縁の下の力持ち”的存在だと言えるでしょう。


以上は、社会保険労務士の「人事・労務」面の仕事ですが、そのほかに「保険・年金」面の仕事もあります。
たとえば、病気や怪我をした際の保険給付がスムーズに支払われるように手続きを行ったり、年金に関する相談に応じたりといった仕事が、それらに該当します。



社会保険労務士の将来性は?

社会保険労務士試験は制度開始から50回近い回数を重ねる歴史ある資格試験ですが、その社会的評価は年々高まっています。そのことは5万人を超える受験者数の多さからも明らかでしょう。


資格のなかには、折からの資格ブームの影響で一時的に人気が高まる資格もありますが、社会保険労務士資格の人気はそうした一過性のものではなく、社会情勢や時代背景に裏打ちされたものとなっています。


特に最近では「働く」ことのあり方が、国の制度の面でも、労働者の意識の面でも大きく変わりつつあります。そして変化があるところには、始めはどうしても歪みが生じるものです。そうした歪みを予防したり、事後的にケアしたりすることのできる社会保険労務士の重要性は今後ますます高まることは間違いないでしょう。


関連記事

  1. 社会保険労務士とダブルライセンス
  2. 社会保険労務士の年収と法定業務
  3. 社会保険労務士になるための手続き・なった後の進路
  4. 社会保険労務士になるまで