社会保険労務士になるまで

社会保険労務士になるまで

改めて、社会保険労務士試験とはどんな試験なのか?

前のページでは、社会保険労務士の仕事と将来性について述べましたが、国家資格である以上、社会保険労務士になるためにまずは、試験に合格しなければ何も始まりません。

学習計画

これまでも、社会保険労務士試験の内容について述べてきましたが、ここではより根本的な情報として、試験の実施概要について改めて確認しておきたいと思います。


【受験資格】
●学校教育法による大学、短期大学、高等専門学校(中学校卒業を入学要件とする修業年限が5年生の学校)を卒業した者
●社会保険労務士若しくは社会保険労務士法人又は弁護士若しくは弁護士法人の業務の補助に従事した期間が通算して3年以上になる者
●行政書士となる資格を有する者 など
*複数定められている受験資格のうち、ひとつでも満たせばOK!


【試験日・試験時間】

試験日

試験時間

出題形式

8月の最終日曜日

9:30~13:00(210分)

14:30~15:50(80分)

択一式

選択式


【試験科目】
①労働基準法
②労働安全衛生法
③労働者災害補償保険法
④雇用保険法
⑤労働保険の保険料の徴収等に関する法
⑥健康保険法
⑦厚生年金保険法
⑧国民年金法
⑨労務管理その他の労働に関する一般常識
⑩社会保険に関する一般常識


【合格基準】
合格基準点は、選択式試験および択一試験のそれぞれの総得点と、それぞれの科目ごとに定められています。各成績のいずれかが合格基準点に達しない場合は不合格となります。


*合格基準は年度ごとに若干の微調整があり、平成24年度試験においては以下のとおりでした。
(イ)択一式試験は、総得点46点以上かつ各科目4点以上
(ロ)選択式試験は、総得点26点以上かつ各科目3点以上(厚生年金法は2点以上)


【合格発表】
11月の上旬に、合格者には合格証書が郵送されるほか、その受験番号が官報に公告されます。また、厚生労働省ならびに試験センターおよび都道府県社会保険労務士会にも合格者の受験番号が掲示されます。


特に最近では「働く」ことのあり方が、国の制度の面でも、労働者の意識の面でも大きく変わりつつあります。そして変化があるところには、始めはどうしても歪みが生じるものです。そうした歪みを予防したり、事後的にケアしたりすることのできる社会保険労務士の重要性は今後ますます高まることは間違いないでしょう。


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