社会保険労務士になるための手続き・なった後の進路

社会保険労務士になるための手続き・なった後の進路

中小企業診断士

試験に合格しただけでは社会保険労務士になれない!?

社会保険労務士は国家資格ですから、社会保険労務士になるためには、まずは試験に合格しなければなりません。ただし、試験に合格したからといってすぐに社会保険労務士になれるわけではないので注意が必要です。


社会保険労務士になるためには、試験合格後に所定の手続きを経る必要があります。

具体的には、全国社会保険労務士会連合会という団体に登録し、そのうえで今度は都道府県社会保険労務士会に入会する必要があります。ここでもうひとつ注意点があって、これらの手続きをするためには、2年以上の実務経験が必要とされています。

2年以上の実務経験がない人は、社会保険労務士事務所に一旦就職して、そこで経験を積んだのちに改めて手続きをするというのでも良いのですが、そんな悠長なことは言っていられないという人が大半でしょう。


そんな人のための救済措置として連合会主催の実務講習会が用意されていて、これを受講することで、2年以上の実務経験に代えることができます。
ただし、実務講習会と言っても単発ではなく、6ヶ月の通信教育と数日のスクーリングからなりますので、それ相応の時間がかかることはどちらにしても避けられません。



社会保険労務士になった後の進路は?

2年以上の実務経験を積み、あるいは実務講習を修了して登録手続きが完了したのなら、晴れて社会保険労務士としてのデビューとなります。


社会保険労務士になった後の進路については、既にある程度のビジョンをお持ちかと思いますが、大きく分けると「開業社労士」と「企業内社労士」の2つの道があります。

国家資格というと、独立・開業のイメージが強いかもしれませんが、人事・労務の専門家である社会保険労務士は、独立・開業をせずとも一般企業内でも活かせる点が大きな特徴のひとつでもあります。事実、企業の人事部や総務で活躍している先輩社会保険労務士は大勢います。


ちなみに現在、全国に約3万6千人の社会保険労務士がいますが、このうち開業している社会保険労務士は約2万2千人。一方、企業内で資格を活かしている社会保険労務士は約1万4千人となっています。


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